義父がショートステイ利用するってよ

同居解消から10年弱。夫の実家では認知症+複数の持病を抱えた義父がおります。ホームヘルパーさん、ケアマネージャーさん、嫁いでいった娘さん(夫の妹)などが手分けして義父の生活のサポートをしているようです。

そんな夫の妹さんから深夜、夫宛にメールが届きました。「明日からお父さんはショートステイを利用することになりました。」とのこと。

在宅介護と施設利用

義父は在宅介護からショートステイへ

正直「介護は大変な重労働である」と私は思います。介護する相手が身内であろうと見ず知らずの赤の他人であろうと、オムツ交換、入浴介助、食事の介助、歩行介助などなど日常生活の全てにおいてサポートが必要であれば尚更です。

義父もこれに該当して、認知症は以前から聞いていましたが昨日のメールでは褥瘡(じょくそう)と言って所謂、床ずれと呼ばれる症状がひどいとのことでした。

確かに夫の実家では義父の面倒のほとんどを義母がみている状態なので老老介護。だとすると夜中に何度も起きての体位交換は無理かな。かといって床ずれ防止に役立つクッションやエアマットを使用するなどの工夫もされないままだろうし。

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ということでヘルパーと訪問看護も利用して今まで何とか頑張って生活していたようですが、今日からショートステイを利用するそうです。順番待ちが続き、ようやく自分たちの番が回ってきたそうです。

施設利用を本人が拒絶した過去

今回のショートステイの前にデイケア(通所)を利用できる機会があり、施設に本人を連れて行ったところ、暴言を吐きながら暴れ狂い強く拒絶したことがありました。

その様子を見た施設側に「この状態では受け入れできません」と言われてしまい利用を断念したことがありました。認知症を患ってしまった本人は本能でそういう言動をしたのでしょうけど、そのお世話をする側からすると、たまったもんじゃないですよね。

以前はまだ自分の足で立って歩けて、時間帯によっては頭がしっかりしていた頃でした。今は当時と比べると大分弱ったようなのでショートステイの利用もスムーズかと思います。

私も夫も実際に10年近く会っていないので、ぶっちゃけどの程度なのかというところは知りませんが、夫の妹さんのメールを見ていると褥瘡がひどいという点で、すっかり寝たきりなのかな。と思います。

義母と末っ子からのヘルプ要請無し

義母は長男夫婦と同居解消になったことを後悔しているだろうか。私も夫も介護職経験者だから在宅介護となれば心強い助っ人になれるはずだったのに、自分からそれを壊すような発言で人を怒らせての同居解消。

多分、あの性格だと自分が原因で同居解消になったと思ってなくて、「長男夫婦は年寄りを捨てて出て行った」とでも思っているのでしょう。

現在、義父の介護が大変な状況になっても、義母と夫兄弟の末っ子からのヘルプ要請は一切ありません。私たちがいなくても周りの人がサポートしてくれるから…ってことで、それで満足ならそれでいいのです。

ただ妹さんも小さい子供が2人いるから、本当はいつまでも実家にばかり足を運んでいられないのです。だから自分の代わりに親の面倒を見てもらいたくて、長男夫婦であるこちらにメールで近況を知らせてきます。

気持ちはわかりますが実家で実際に面倒を見ている義母と末っ子から要請がないのに、こちらが勝手に動くと喧嘩になった時「こっちから頼んだことではない!お前らが勝手に来てやってることだ」と言われるのは目に見えているので本人たちからヘルプ要請がないうちは、こちらは動きませんよ。と妹さんには伝えてあります。

それでも本人たちから何の連絡もないのだから、妹さんが言うほど切羽詰まった状況ではないのでしょう。実際、長男夫婦がいなくたって事が進んでるのだから、それならそれでいいじゃない。

こんな長男夫婦のことを義母がどう思っているかは知りませんが、一つ言えることは「嫁vs姑」ではなく「夫vs義母」であるということ。つまり親子間で仲が悪く、嫁の私はそのとばっちりを受けているだけ。

同居解消になった理由

簡単に本当に簡単に同居解消になった理由・キッカケを説明するとしたら、

夫両親の方から自分たちの将来の不安もあるし、お前たちが貸家で家賃払い続けるのもったいないでしょ。ということで同居要請をしてきたから同居したのに、いざ一緒に住むようになったら「家が建ったと思ったらジャンジャンと荷物運び込んで勝手に住み着いた」と義母に言われたから。

この一件で日頃のうっ憤も含め私が爆発しちゃって。ついでに夫も両親と仲たがいが多かったこともあり、「やっぱり自分の親はダメだ。誰と一緒に住んでもうまくやっていけない」と判断し同居を解消するに至りました。

ボケてない素面の時に言われたことに加え、日頃からその時の機嫌によって言うことがコロコロ変わるところ、周りの人を巻き込んで手伝ってもらっていながら外では「自分一人でやってる。一緒に住んでるやつらは何も手伝ってくれない」と触れまわっていることなどなど。。。

一緒に住んでいた2年間、夫両親は私たちに対しこんな感じでした。そんな中でも私が一番引っかかっているのは、「なんですぐバレるウソを平気で言えるんだろう」ということ。

例えば同じことについて話を聞いても義母、義父、妹さんの3人で言ってる内容がどれ一つ一致しない。ってことは誰かがウソをついていることになるから、誰を信じて誰を疑うべきか。というのを日々、考えながらの生活でした。

結果、同居解消直前まで私は夫の言うことだけを信じていたので、もう誰がウソつきかとかどうでもいいわ。って感じになってましたね。多分、みんなウソつきだったのかな。今となってはどうでもいいけど。

まとめ

以前のようなトラブルがなければ今日から義父はショートステイを利用するはず。これで1ヶ月くらいは義母も疲れた体を休められるのかな。よかったですね。

長男夫婦が関与しなくても他人や周りの人が助けてくれますよ。問題はショートステイを終えて帰ってくると、また在宅介護が待っているということ。その時こちらにヘルプ要請が来るかどうか楽しみです。

それにしてもどうして義母は夫のことをあんなに嫌っているのだろう。夫と義母の親子喧嘩に巻き込まれる嫁の私は、嫁姑問題に巻き込まれる夫の立場みたいな感じなのかな。

いずれにせよ嫁を自分の両親から守ってくれる夫には感謝です。ちゃんと守ってくれるので多少、親子間のいざこざに巻き込まれても文句言いません。ただ、たまに私もキレるだけです。

ということで今回はほぼ愚痴みたくなりましたが、一か月後が楽しみです。というお話でした。(そうだっけ?)

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