ホットサンドをお家で自分で作れるフライパン!ということで人気のホットサンドメーカーですが、私もシングルとダブルを持っています。
そこでホットサンドメーカーのシングルとダブルの使い勝手を私なりに比較してみたので紹介します。
ホットサンドメーカーについて
直火用とIH用とがある
ホットサンドメーカーというのはホットサンドが誰でも簡単に作れるアイテムのことで、直火、IH、電気のいずれかで使用できる製品のことです。
フライパンが上下に2枚ついていて、その間にパンや具を挟んで焼くだけで美味しいホットサンドができるので、コロナ禍で外出できない期間に人気が高まってネットでも一時期購入できない状態が続きました。
私もちょうどその時期に購入したくて探しましたが、入荷まで1か月待ちなどで購入できず。。。という期間があり、やっと購入できたのはダブルのみでした。
用途で選べるシングルとダブル
ホットサンドメーカーにはシングルとダブルがあります。
我が家は子なし夫婦の2人世帯なので「2人分を一度に作れるなら」ということでダブルで問題ないでしょう。と思ったのですが、使ってみて初めてわかった使い勝手の悪さ。もちろんいい点もありましたよ。
ダブルのメリットデメリット
- 具別に2種類のホットサンドを一度に作れる
- シングルの倍量の具を一度に調理できる
- 2人分が一度に作れる
- 多少厚くなってもしっかり挟める
- 油や汁がこぼれにくい
- 違う具を別々のフライパンで調理できる
- 直火だと焼ムラができやすい
- メーカーによっては厚みのない仕上がりになる
- 左右片方ずつ火を通さないといけないため時間がかかる
- 上下のフライパンが離れないため洗いにくい
私がダブルを使ってみてもっとも使い勝手の悪さを感じたのは、上下のフライパンを離して別々に使用できないことです。
画像のようにシングルは上下のフライパンが離れるので別々に使用できるし洗いやすいのですが、ダブルは直角に開くだけでフライパンはくっついたままなので、狭いシンクでは洗いずらい。これが一番私にとって厄介でした。
ダブルの洗いにくさを解決した方法
ダブルはフライパンが分離できないタイプだったので、狭いシンクでは角についた焦げや油汚れを落とすのが大変なので、フライパン用のくっつかないホイルを使っています。
上下のフライパンからはみ出てる銀色の見えますか?これがフライパン用のくっつかないホイルです。火に当たらないよう気を付ければ、ホットサンドメーカーを汚すことなく調理できます。
ちなみにこの時調理していたのは、
冷凍の春巻き。真ん中にフライパンを置いただけでは中心部分しか焦げ目がつかないので、左右片方ずつ火を通しやっと全体に焼き色を付けられました。というかつけ過ぎましたw
洗うのが大変ならこういう使い方もアリだと思います。
シングルのメリットデメリット
- 多少厚くなってもしっかり挟める
- 火が均等に行き渡るので焼ムラになりにくい
- 全体にこんがり焼き色を付けられる
- 上下のフライパンが離れてそれぞれ単体で使える
- フライパンを単体で使うと別々の具を一度に調理できる
- 油や汁がこぼれやすい
- ある程度の厚みがないとパンがくっつかない
- ダブルほどカリッとした仕上がりにならない
- ダブルと比べて圧着が弱い
シングルを使ってみて思ったのは、上下のフライパンで挟んだ時のフライパンの密着度というか圧着がダブルと比べて弱いことでした。
なので上下のフライパンをくっつけて持ち手を固定しても、フライパン同士に少し隙間ができてしまうのです。
この隙間分をしっかり埋めるだけのパンや具などで多少厚みを持たせないと油や汁が隙間から漏れやすくなると思います。
それにホットサンドの仕上がりも一体化していなくて、持った時バラバラに崩れやすくなるので、シングルでホットサンドを作る時は厚みを持たせた方がいいです。
ダブルとシングルを使い比べてみて
ホットサンドメーカーのダブルとシングルの両方を使い比べてみた結果、総合的に使いやすいなと感じたのはシングルでした。
どちらも上下のフライパンで挟むので両方に共通したメリットとしては、
- 油ハネの心配なしで周囲を汚さなくて済む
- ひっくり返す時にフライ返しがいらない
- 両面の焼き具合をチェックしやすい
- 多少はみ出してもムチャが効く
これらがあり、逆にデメリットを比較するとダブルの方が私にとって使い勝手の悪さにつながってしまったので、個人的にはシングルがおススメです。
何が一番違うかったら、ダブルの方は焼ムラができやすいこと!
直火で使うと火が当たる部分は焼き色がつくのですが、その周囲には焼き色はつきにくいです。なので全体的に焼き色を付けたい時は、結局左右片方ずつ火にかけることになるので、左右同時に仕上げることが難しいです。
右側30秒、左側30秒…ひっくり返して右側○秒、左側○秒…。これの繰り返しになるので、片方ずつしか焼かないならシングルでいいかな。と。
しかも片方ずつ焼く時は五徳から落ちたり傾いたりしないよう、ずっと手で持ってないといけません。これが面倒でした。
まとめ
ホットサンドメーカーはシングルもダブルもメリットデメリットがあって、それが使い勝手に直結するので私のように「左右片方ずつ焼くのが面倒。でも2種類を同時に作りたい」というならシングルを2つ買った方がいいです。
あと直火用とIH用とがあってそれぞれ専用になるので、熱源にも注意して選んでみてください。どちらでも使いたい場合は、両方対応の物を選びましょう。
最後にメーカーによって値段はもちろん実際に作った後の仕上がり具合も変わるので、仕上がりの良さにこだわりたいならメーカーで選ぶのもありです。
個人的にはもしさらに買い足すとしたらシングルですね。ダブルはパンではなくお肉や魚などの調理に使って、シングルをパン専用にしたいと思います。
このように使い方はアイディア次第で、ホットサンドだけでなく魚や肉を焼いたり、揚げ物の温め直し、春巻きや餃子などの焼き物など調理にも使えるため、一つあると重宝しますよ。
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